モバイルオフィスを実現する7つのステップ

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/08/24/009/index.html

この記事では、Alyssa Gregory氏がSitePointでの7 Essential Steps to Creating an Efficient Mobile Officeで述べているモバイルオフィスを実現するための重要なステップを紹介している。

項目だけを紹介しておく。詳細は、リンク先を読んでもらえればと思う。
1. ノートPCを入手
2. オンラインデータバックアップサービスを活用する
3. オンラインアクセスを確保する
4. 紙書類をデジタル化する
5. 携帯電話/FAXサービスを活用する
6. OSやソフトウェアを最新版に更新してから出かける
7. 周辺機器を活用する

これを読んでいて、なる程と思った。しかし、今はもう少し進んでいるというか、違った形で仕事をしている人達も多いのではないかと思う。

例えば、 Gmil(の環境)を使うことで、出先では100円バソコンで仕事をする。あるいは、パソコンは持ち歩かず、スマートフォンとか、ネットカフェを利用したり、訪問先でパソコンを借りて、ブラウザでGmailにログインして仕事をこなす。

Gmailにログインすれば、作りかけのドキャメントにも直ぐにアクセスできる。予定表のやりとりも簡単にできる。データのバックアップはGmailのサーバでやってくれているだろうから、自分でいちいちバックアップする必要もない。だから、USBメモリーを、電車で忘れたり落としたりする心配もなくなる。OSや利用するツールも常にブラウザを通して最新版を使うことになるので、それらが最新版になっているかどうかを気にする必要もない。

インターネットに接続できて、ブラウザが使えさえすれば、電車の中でもマクドナルドにいても、日頃自分が作業している環境で、仕事ができるわけだ。

そして、オフィス用の電話はskypeのオンライン番号にして置けば、常にオフィスにいる感覚で電話連絡ができる。

今流行りの言葉でいうならば、パーソナルクラウドと言うことだろう。そして、既に、こういった環境で仕事をしている人達も多いだろう。

上述のことは、主に個人事業者とかフリーで仕事をする人達の仕事の仕方についての話である。一方、企業でも、専用のサーバでGmailと同じような環境を揃え、従業員はシンクライアントで作業をしている企業もあるだろう。ただ、これからは、今までのように企業ごとに専用のサーバで環境を揃えるというのではなく、Gmailのようなサービスを活用する時代になるのではないだろうか。