パソコンを改造することにした

日頃使っているパソコンのハードディスクが、時たま、ブーンという音がするようになった。なぜか寒くなると音がし始める。そろそろ新しいパソコンに買い替えろと言っているのかも知れない。実は、去年の冬から音がし始めていた。しかし、春になって暖かくなったころからか、いつのまにか音が消えていた。

ところで、大切なデータは、外付けハードディスクに格納している。また、大切なファイルはミラーリングしているので、システムドライブが飛んでも、もう一台のパソコンに接続するなどして急場はしのげるし、新しいパソコンでも直ぐに使えるようにはしている。

しかし、だからと言って気軽に新しいパソコンにできる訳でもない。日頃使っているプログラムを再インストールするなど、作業環境を復元する必要がある。この作業は、手間隙掛かってかなり煩わしい。一方、どうせ手間暇掛けて作業環境を作り替えるのなら、Windows7にしたらどうだろうかとも思っていた。ただ、今使っているプログラムの中にはwindows7用にアップグレードが必要なものもある。そんなソフトに限って、値段が高く出費が嵩んでしまう。悩ましい限りである。

そんなこんなで、なんとか簡単な方法はないかと悶々としていたのだが、寒くなり始め、ハードディスクのうなる音を聴いて決心した。

(1) システムドライブを新しいHDDにする。
(2) この際、HDDの容量も1TBに拡張し、現在の構成と同じように論理ドライブCとDを作る。
折角なので、回転数が多くバッファ容量の大きいものにして、性能向上も狙う。
(3) ドライブコピーの特殊なツールを使って、システムディスクをまるごと新しいHDDにコピーしてシステムディスクにする。プログラムの再インストールなどはしなくてよい。
(4) コピーの際には、特殊なケーブルを買って、新しい内蔵HDDを、USB接続してコピーする。
(5) 空いたHDD(現在のシステムディスク)は、システムを丸ごとバックアップするのに使う。
(6) メモリ容量も、2GBから倍の4GBに上げて、性能アップを狙う。

費用もメモリやHDDの費用全てで1万5千円でお釣りがくる。今日、メモリやHDDをパソコン部品を専門に扱っている店に買いに行ったが、ネットの方が安く買える。今日明日と直ぐに必要と言うわけでもないので、ネットで注文した。

(つづく)